AI(人工知能)を取り入れた
ダイナミックプライシングによる新時代の価格変更ツール
throough(スルー)とは?

需給バランスに応じて価格を自動変更するダイナミックプライシングツール
throough(スルー)は商品の需要と供給バランスに応じて、価格をリアルタイムで自動変更するダイナミックプライシングのツールです。
ユーザに適切なタイミングで適切な価格を提示することで利益を最大にし、健全なEC経営に寄与することができます。
- 【ダイナミックプライシングとは】
- ダイナミックプライシングとは需給に応じて動的に価格を変更することです。
- 更に詳しいダイナミックプライシングの解説はコチラより

企業間で広がりを見せる
ダイナミックプライシング
ダイナミックプライシングは収益の改善に有効との考えから、Jリーグ、プロ野球、テーマパーク、ホテル、航空業界などの様々な業種で既に導入されています。
その他にも電力会社、ガス会社といったライフラインにも既に実証実験や導入が進められています。
既にダイナミックプライシングは世界規模で身近な存在へとなっており、経済産業省の報告書※1では、2030年代の消費経済市場ではAI、生体認証、自動運転等と同等にダイナミックプライシングが注目されています。
throough(スルー)が
NHKで紹介されました
throough(スルー)が実現すること
【価格変更の自動化】 | 価格更新作業の自動化により、人力による手作業やCSVの更新に頼る必要はありません。 | |
---|---|---|
【有効的な時間の活用】 | もう何千・何万商品の価格調整に日々の時間を費やす必要はありません。 | |
【感覚に頼らない価格調整】 | 人工知能(AI)とアルゴリズムで需給に応じた価格を自動調整します。 | |
【在庫処分】 | 処分したい在庫商品を期日までに段階的に値下げします。 | |
【利益の最大化】 | 対象商品の利益を最大化するためにAIが最適価格を提案します。 |

【導入店での実例】約3ヶ月程での価格変更回数
人力では困難な価格変更
「数千~数万」商品を扱うECサイトとなれば、人力による価格変更は非常に困難で時間を要する作業となります。
しかし、throough(スルー)のダイナミックプライシングならば「数万回」に及ぶ価格調整も苦としません。もう人力による手作業やCSVでの更新に頼る必要はありません。
throough(スルー)のダイナミックプライシングは、あなたが寝ている間も感覚に頼らない需給バランスに応じた最適な価格に調整し続けます。
もう競合店の価格は見ないでください
一般的に価格変更は競合店を調査して価格を決定します。
つまり、競合ECサイトの販売価格をチェックして、それよりも1円安い価格を指定する事で最安値を維持する価格戦略です。(オートプライシング)
確かに最安値を提示することで売れる場合もありますが、それは自社にとって良いお客様に購入されているとは限りません。
throough(スルー)は競合店の価格をチェックしません。
throough(スルー)は自社の供給量とユーザーの需要量をベースに価格を自動で変更できるツールです。※特許出願済

自分だけのプライシングモデルを作ろう
(ルールベースモデル機能)




対応状況



- throough(スルー)以外のダイナミックプライシング開発も柔軟に対応
- throough(スルー)を運営する株式会社ダイナミックプライシングテクノロジーはダイナミックプライシングに特化した企業です。throough(スルー)以外の「ダイナミックプライシング」導入をご検討の場合は下記のリンクより是非1度ご相談下さい。
- 株式会社ダイナミックプライシングテクノロジー
- throough(スルー)以外のダイナミックプライシングに関するご相談
- 一部事例【駐車場予約アプリのakippa様】
- 駐車料金、AIで値決め(日本経済新聞掲載)
メディア掲載事例












その他多数掲載
メディア掲載情報
- 2019年12月
- 弊社の採用事例がwantedly様のサイトにて紹介されました。
- 2018年10月28日
- 「NHK総合」様のテレビニュースにて弊社が取り上げられました。
- 2018年10月28日
- 「NHK NEWS WEB」様にて弊社が取り上げられました。
- 2018年10月03日
- 「朝日新聞デジタル」様に弊社が取り上げられました。
- 2018年10月03日
- 「読売新聞(YOMIURI ONLINE)」様に弊社が取り上げられました。
- 2018年10月03日
- 「CNET Japan」様に弊社が取り上げられました。
- 2018年10月03日
- 「財経新聞」様に弊社が取り上げられました。
- 2018年10月03日
- 「東洋経済ONLINE」様に弊社が取り上げられました。
- 2018年10月03日
- 「産経ニュース」様に弊社が取り上げられました。
- 2018年10月03日
- 「日刊工業新聞」様に弊社が取り上げられました。
- 2018年10月03日
- 「excite ニュース」様に弊社が取り上げられました。
throough(スルー)が生まれた物語

中村 嘉孝
きっかけはECサイトの現場から
私は長らくECサイトにおける商品の値決め作業を現場で経験してきました。
競合店舗の価格をチェックしたり、自社の在庫状況・入荷状況を確認、そして売れ行き状況を加味しながら日々値付け業務に悪戦苦闘してきました。
価格は売り上げに直結する大事な要素にもかかわらず、その多くを勘や経験に任せていました。
そんな中この退屈な作業を何とか自動化・最適化できないものかと考案して作ったのが、throoughです。
ダイナミックプライシングツールthroough(スルー)の誕生
開発責任者の村上には通常業務の傍ら大変無理をいって半年程でプロトタイプを作ってもらいました。
その後開発メンバーを増員して出来上がったのが、現在のthrooughです。
throoughの導入で値付けの作業は自動化され、私の仕事から値付けの定期更新はなくなりました。現在でも関連会社では、このthrooughを利用して楽天市場やYahooショッピングの値付けを行っています。
もしかしたら、throoughを一番利用して熟知しているユーザーは私かもしれません。
私はthrooughを開発する側でもあり実際に現場で利用している「ユーザー」でもありますので、実際の現場ユーザーとして感じた使用感や要望はチームと共有して、ユーザー目線での改良改善も日々行っています。
私がこれまでお世話になってきたEC業界に少しでも貢献できるように、今後もthrooughをアップデートしていく所存です。

村上 省吾
ダイナミックプライシングを支えるアルゴリズム
より素晴らしいダイナミックプライシングを実現する為には非常に複雑な数式や世界の最新研究論文で得られる知識が必要不可欠とされます。
その為、立ち上げの際は困難を極めるものでしたが、現在では専門知識を有した多くの優秀な人材を確保する事に成功し、研究論文に基づくアルゴリズムで構築したthroough(スルー)は日々進化を遂げるダイナミックプライシングツールとなっています。
- throough(スルー)のメンバーによる「開発ブログ developers lab」はコチラ
- https://dev.dynamic-pricing.tech/
- throough(スルー)に導入している「深層強化学習DQN (Deep Q Network)」の解説へ
- https://dev.dynamic-pricing.tech/
よくある質問
- Q:どのようなAI(人工知能)を使っていますか?
- A:throough(スルー)では深層強化学習の技術を利用しています。例えば利益最大化モデルDQNでは、商品の売価と利益額といった”価格の特徴”に加え、さらに”販売の特徴”、”顧客アクセスの特徴”を商品の特徴とすることで商品を具体的に表現して、精度の良いモデルの構成を可能としています。
商品に設定している上限金額と下限金額内で価格を導出するために上限金額と下限金額の間に複数の9つの目盛りを作成し、作成した目盛りに価格を割り当てています。商品の利益額を算出することで、どの価格で販売すれば最も多くの利益を得ることができたか学習し,現在いる目盛りの価格からどのように行動すれば良いか(上の目盛りへ移動すべきか下の目盛りに移動すべきか現在の目盛りに留まるべきか)を判断し、離散的な状態遷移をしていきます。
この技術を利用して、3か月で利益を20%改善した事例もあります。
- Q:競合商品の価格を参考にしますか?
- A:いいえ、スルーが見るのは自社の販売状況だけになります。自動価格設定のオートプライシングで最安値指定を続けると、競合サイト側もオートプライシングで自社をベンチマークしていた場合、数円の値下げ合戦が続き、消耗戦に陥ってしまいます。
これは、ネットショップにとって良くありません。消費者にショップや商品の価値を判断してもらい、適正価格で購入してもらうための価格戦略を当社は提供します。
- Q:申し込みから最短で何日後から利用できますか?
- A:Yahoo!ショッピングから証明書・秘密鍵を取得する工程があるので、5営業日程度になります。楽天市場の場合、即日利用可能です。
- Q:途中解約できますか?
- A:はい。1か月単位で解約することができます。
- Q:価格は1日何回変更しますか?
- A:設定する価格モデルにもよりますが、最も多いケースで1日1回です。
- Q:価格が変更する時間帯はいつ頃ですか?
- A:データ通信量にもよりますが、一般的にAM0時~4時になります。
- Q:楽天市場、Yahoo!ショッピング以外の商品も価格変更できますか?
- A:はい、可能です。楽天市場はAPI連携しておりますので即日可能です。その他モールや自社サイトもできます。※別途お見積りとなります
- Q:価格変更設定の流れを教えてください。
- A:
1.商品をスルーに登録します。方法は2つあります。CSV登録と店舗設定後の受注した商品は自動でスルーのDBに登録されます。
2.価格モデルを選択します。(在庫処分や利益最大など)
3.価格モデルに商品を紐づけします。
- Q:独自の価格モデルを作れますか?
- A:はい、可能です。オリジナルのルールベースやAIを利用する価格モデルを作成できます。※別途お見積りとなります
- Q:モデルに紐づける商品の上限はありますか?
- A:上限はありません。
- Q:価格変更以外にどのような機能がありますか?
- A:商品ごとに次の項目があります。売価、コスト、利益、平均販売間隔、価格変更回数、価格弾力性、アクセス数、購買率。また時系列で受注実績を表示できます。今後商品ごとの需要予測機能をオプションで提供していきます。
- Q:コストの入力は何がありますか?
- A:商品ごとに設定できるコストは原価、送料、その他コストです。モールで設定できるコストは販売手数料があります。
- Q:1つのモールで複数店舗対応可能でしょうか?
- A:はい、可能です。
- Q:今後価格モデルは増えますか。
- A:はい。当社ではAI(人工知能)の技術を活用して新しい価格モデルを開発します。またご利用ユーザからの要望が多い価格モデルは随時開発してご提供していきます。